2011.04.09更新

テレビのコマーシャルでお聴きされた方も多いかと思いますが、西洋医学にはない東洋医学の概念です。「未病」とは中国最古の医学書に登場する言葉で、未だ病気ではないが、病気になりつつある状態のことを言います。そして、この「未病」の段階で病気を治すことの出来る者が医療者として最も優れていると伝えられております。日本でも、江戸時代の学者、貝原益軒が著書「養生訓」の中で「未病」について触れ、病がまだ起こらないうちに飲食などを慎み、暑さ、寒さなどを防ぐことによって大病を避けることができると説いています。近年ようやく日本でも予防医学の関心が高まるなか、病気が発病する前の「未病」の段階で生活習慣に留意し、改善していこうという意識が広まりつつあります。健康な状態から突然病気になるわけではなく、その間には「未病」という段階があることを意識し、出来るだけ「未病」のうちに治すように心掛けることが病気を遠ざけるコツとも言えそうです。
自覚症状が現れる前の段階で、「未病」をチェックするのに当院の漢方問診票をご活用いただければ幸いです。

投稿者: 医療法人祐森クリニック

祐森クリニック 内科・消化器内科・アレルギー科 AM9:00-12:00 / PM4:30-7:00 眼科 AM9:00-12:00 / PM2:00-3:00 / PM5:00-7:00
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